調査研究報告
(大阪府立産業開発研究所)
『 スポーツの視点から産業、地域振興を考える 』(平成20年3月)
このたび、大阪府では、府民の誰もが生涯を通じて、いつでもどこでも、気軽にスポーツに親しみ、楽しめる「生涯スポーツ社会」の実現に向けた、今後の施策展開を考えていくうえでの参考とするため、大阪府立産業開発研究所に依頼し、スポーツが産業や地域に与える影響、効果という視点で、スポーツの持つ幅広い可能性を確認するため、本調査を実施しました。
各章のとりまとめの方向
※報告書の詳細については、本文をご覧ください。
◆ 第1章 スポーツとスポーツ産業
スポーツとスポーツ産業をテーマとして考えるにあたり、先行研究を参考にしたが、スポーツ自体の捉え方、スポーツ産業の定義も識者によって種々様々であり、まず、こうした論点を多少なりとも整理して、理解しておく必要性がある。
そこで、第1節ではスポーツ、第2節ではスポーツ産業の捉え方について整理、確認し、第3節ではスポーツやスポーツ産業の主体である個人や企業と地域という視点で状況を確認していく。なお、現在のスポーツ振興は、「する」、「みる」、「支える」の各視点から行われているが、そのまま産業にあてはめにくい面もあり、第2節では「する」、「みる」を、第3節では「支える」を中心にとりまとめている。
◇ 第2章 府民のスポーツへの関心と行動
第2章では、まず、スポーツを「する」、「みる」、「支える」主体である大阪府民がどういう風土のなかで、どういう意識を持ち、スポーツを行っているのかという視点で、風土や歴史、大阪府民の支出面、意識面の状況を確認していく。あわせて、大阪府民が将来的にどういう人口構成になっていくのかも確認していく。
なお、大阪府内を念頭においているものの、データの制約、あるいは、大阪の風土に影響を与えるという視点から近隣府県の状況も適宜確認していくことにする。
◆ 第3章 大阪府におけるスポーツ産業
第3章では、まず、スポーツ産業の中の「スポーツ用品産業」、「スポーツ施設空間産業」、「スポーツサービス提供産業」について、第1節で全国の動向を統計データと新聞記事を中心に把握し、第2節から第4節で、大阪府の各スポーツ産業について、統計データにより、大阪府のポジションを確認するとともに、府内のスポーツ産業企業や団体への聞取り調査も踏まえて記述する。第5節と第6節は、「スポーツメディア・コンテンツ産業」、「スポーツエンターテイメント産業」という全国規模で大きな動きがある産業分野を、大阪を意識しながら全国の視点でまとめる。第7節では前節までに記述したスポーツ産業企業やアスリートを裾野から支える特定非営利活動法人(NPO法人)や企業、スポーツ団体の取組を紹介する。
◇ 第4章 スポーツによる地域や産業の活性化
第4章では、スポーツやスポーツイベントが地域に与える影響、および、スポーツを活用しての事業展開を図っている事業者の状況をとりまとめていく。

